2015年10月06日

贈る言葉

さて、ひとこと。

近日、旧友が結婚します。
長い付き合いなので、突然のことでしたが、とても嬉しいです。

職業柄、私たち弁護士は結婚生活の「負の側面」ばかり見がちです。
ですが、たまに、「先生、いろんなケースを参考に、夫婦円満の秘訣を教えてください!」と聞かれることがあります。

「三つの袋」ではないですが、今現在、私なりに思うところをお話しさせていただきます。
(数年後、バージョンアップさせます!)

1 信用すること
夫婦は互いに生まれも育ちも異なります。相手がどれだけ優しくて立派でも、すべてを知り抜いたわけじゃないはずです。
そんな二人が共に生活していくわけですから、相手のことを疑い始めたらきりがありません。
無条件といえば言い過ぎですが、相手のことを信用することから始めましょう。そうすれば、自分も信用してもらえます(人付き合いの基本ですかね)。

2 半分の期待に留める
上記と関連しますが、相手を信用することは大事ですが、相手へ大きな期待をかけてはいけません。
夫婦の生活は、大きなこと小さなこと、たくさんの出来事が数十年間積み重なって成り立っています。
他方、相手は自分とは違う人間です。日々の出来事すべてに自分基準で大きな期待をかけていると、毎回がっくりし続けることになります。
相手に対する期待は半分くらいにしてゆとりを持って過ごしていれば、精神的にも楽になります。そうすれば、相手も大きな期待を背負わず、気が楽になります。

3 「常識」、「当然」などの言葉を使わないこと
信用のところでも触れましたが、夫婦はそれぞれ異なる環境で育っています。
ですから、お互い(もしくは、その実親)の持っている「常識」や「当然」も、異なりうるのです。
たとえば、「お正月には・・・が常識だよ(と、うちの母親も言っていたよ)」などと相手に言った場合、もしも相手が異なる環境で育ち異なる常識を持っていれば、相手(もしくはその実親)を否定したことになり、夫婦喧嘩に発展してしまうこと必至です。
「常識」や「当然」は意味もはっきりしていて、日常的にもよく使う言葉です。その一方、言葉の意味がとても重く、コミュニケーションの相手に与える影響も大きいです。
ですから、極力使わないのが無難ですが、どうしても使うときは十分注意してください。


以上、思いついたことを3点ほどお話ししました。
友人への贈る言葉にしては堅苦しかったですね。
またの機会に「三つの袋」の話でもしましょうか。




posted by しんたろう at 00:00| 日記